疑わしいほど安い価格で様々な生活用品が買えると今話題の、激安通販サイト「TEMU」。
今回の記事では、TEMUはなぜ安いのか、安すぎるその理由について徹底調査しました!
どうやらTEMUの大元の会社が中国元の通販サイトであることも理由のひとつのようです。
- TEMUはなぜ安い?安すぎるその理由は?
- TEMUは中国元の通販サイト?
ではさっそく、TEMUが安すぎる理由を解説していきます!
目次
TEMUなぜ安い?
やたら広告で流れてくるこのTEMUって通販やたら安いけど、Wishに通じた地雷臭を感じるの気のせい? pic.twitter.com/gLYhDQBe2r
— 社畜生 (@iamsalary0531) September 4, 2023
TEMUは破格の安さでその人気を集めています。
特にファッション関連商品の安さは著しく、メンズファッションは327円から、レディースファッションは287円から取り扱われています!
これまでは安く手に入るファッションと言えばユニクロやGU、H&M、SHEINなどでした。
しかしユニクロなどは安くても1000円前後ですよね。
TEMUは300円前後なので、いかにその安さが驚愕かというのがよく分かります。
TEMUはなぜそこまで安くできるのでしょうか。
調査したところ、TEMUが安い理由は、大きく分けて5つありました!
ひとつひとつ詳しくご紹介していきます!
temuが安い理由①
temuが安い理由の1つ目は、加盟店に安さを競わせているからです。
temuは毎週「商品入札」なるものを行なっており、1つの商品に対して「最も安く売ることができる加盟店」で販売します。
そのシステムの中で、設定された期間内に商品サンプルと販売予定価格をtemuに送らなければ商品は販売停止となる可能性があるようです。
つまり、加盟店同士の中で激しい価格競争が行われています。
そうなると、加盟店はその商品を売るために他よりも1円よりも安く設定するわけです。
temuが安い理由②
temuが安い理由の2つ目は、加盟店へのサービス向上です。
ショッピングサイトに加盟する場合、通常は加盟店側が出店手数料や保証金、送料などを支払わなければなりません。
しかしtemuは、そういったコストをtemu側が負担しているので加盟店が安く商品を売り出せているようです。
ただ、これだけではtemu側の損失となってしまい、中国の記事によると企業としてはtemuは赤字と書かれています。
今はとにかくSHEINのように話題になって多くの利用者を獲得しようというところでしょうか。
temuが安い理由③中国で大量生産されている商品が多い
記事後半で詳しく解説しますが、TEMUは「ピンドゥオドゥオ」という中国の会社が運営している通販サイトです。
そして中国と言えば、言わずと知れた生産大国。
人口が多いことも理由のひとつですが、低賃金・低コストで大量生産し、生産コストを下げているのです。
そういった、中国で生産コストを下げて大量生産されている商品を取り扱うので、小売店で購入するよりも購入するより圧倒的に安く販売することができます。
temuが安い理由④中間業者を省いている
一般的に通販サイトでは、マーケティングや顧客の獲得、また購入した商品の発送からアフターサービスまで様々な業務があり、それを中間業者に委託していることがほとんどです。
しかしTEMUでは、そういったEC(インターネット通販やネットショップ)に関わる全ての業務をTEMU自らが行なっているのです。
中間業者への依頼を省き自社で全て完結させることで、コスト削減につなげているようです!
TEMUが安い理由はもう1つあります。
temuが安い理由⑤赤字覚悟で運営している!
TEMUが安い理由の5つ目、それは赤字覚悟で運営しているからです!
それだけ聞くと、なんてユーザー思いの会社なんだ!
そう思う方も多いかもしれません。
しかしこれには、TEMUのビジネス戦略があるのです。
TEMUのビジネス戦略について、詳しく解説していきます。
temuは赤字運営で多くのユーザーを獲得
なぜここまで安くするのか…そこにはTEMUのビジネス戦略があります。
一番の目的としては、より多くのユーザーを獲得すること。
ユーザーが多ければ多いほど注文が増える、つまり利益を増やすことができます。
そこでTEMUは、ユーザー獲得に重きを置いているわけです。
TEMUでは主に以下の4つの方法でユーザーを増やしています。
- リファラルプログラム:いわゆる紹介制度のこと。新しいユーザーを紹介することで報酬が得られるシステム。ユーザー間での口コミが増え、新しいユーザーを獲得できる。
- ソーシャルメディアキャンペーン:SNSを活用してブランドの認知度を高めること。これにより多くの人がTEMUを知り、新しいユーザーが増える。
- パートナーシップ:他の企業や組織とパートナーシップを結ぶことで共同でプロモーション活動を行っている。これにより、より多くのユーザーを獲得できる。
- 無料トライアル:期間限定の無料トライアルを実施することで新しいユーザーが増える。
TEMUが安すぎる理由は中国元の通販サイト
アメリカのiOSアプリストアランキングのトップ5アプリが全てアメリカではない会社が作ったのは初めてかもしれない。
1位:Temu (中国)
2位:CapCut (中国)
3位:Chat with Ask AI (トルコ)
4位:TikTok (中国)
5位:SHEIN (中国) pic.twitter.com/LnElZXVnok— Tetsuro Miyatake (@tmiyatake1) April 4, 2023
TEMUが安すぎる理由のひとつには、運営会社が中国元の会社であるということも関係しているようです。
中国元の通販サイトというと、思い浮かぶのはやはりSHEIN。
SHEINは2008年に許仰天(クリス・シュー)氏により創業された「南京希音电子商务」という会社が運営している通販サイトと知られていますが、TEMUの運営会社はいったいどのような会社なのでしょうか。
もしかしたらSHEINと同じ会社なのかも…?
そう思い、TEMUの運営会社について調べてみました!
TEMUの運営会社は「ピンドゥオドゥオ」
TEMUは「拼多多」(ピンドゥオドゥオ)という会社が運営しています。
パッと見ただけでは読み方も分かりませんね…。
中国ではかなり大手の通販会社のようですが、日本ではあまり聞いたことのない会社名ですよね。
そこで、「ピンドゥオドゥオ」について調査してみました。
「ピンドゥオドゥオ」とはどんな会社?
TEMUの運営会社である「ピンドゥオドゥオ」は、2015年創業の中国のECサービス会社です。
創業から5年間の間に急速に成長した会社のようで、2022年には世界最大のベンチャー向け株式市場であるナスダック株式市場にも上場しています。
2020年に入り、どんどん株価は上昇し、全概念株の中で第5位に入るほど。
ここ数年で北米やオーストラリア、ニュージーランドなど海外進出も急速に展開させています。
日本へのTEMUの進出も始まっており、じわじわと人気を集めていることから、世界的な大会社になりそうですね!
まとめ
今日もいい汗かけました!🏀
先日 #Temu と言う激安サイトで買ったバッシュを早速試着してみましたが、全体的に柔らか過ぎたのでこのバッシュでプレイをするのは止めておきました💦
一緒に買った #マッサージガン は普通に使えているので、毎日重宝してます🔫それにしても、安過ぎません?😁 pic.twitter.com/KFF29q5MPh
— ふーりん (@Fuurin_Okazaki) September 16, 2023
いかがでしたか?
今回の記事では、TEMUはなぜ安いのか、安すぎるその理由について徹底調査し解説しました。
TEMUが中国元の通販サイトであることも理由のひとつであることが分かりましたね。
- TEMUはなぜ安い?安すぎるその理由は?
→加盟店へのサービス向上や中間業者を省くことで、ユーザーが不利益にならないよう工夫したコスト削減が行われていた! - TEMUは中国元の通販サイト?
→TEMUは中国元の「ピンドゥオドゥオ」という会社が運営する中国元の通販サイト!
物価高が止まらない時代、安くお買い物ができるサイトは貴重ですよね。
ぜひTEMUを利用して、安く生活用品を購入してみてくださいね!